文鳥 そこで水浴びは無茶じゃないかな?
文鳥ってなんで水浴びしたがるんでしょうね?
うちのきなこ君もケージにバードバスを取り付けたら自然に水浴びをするようになりました。
誰が教えたワケでもないのに、本能って凄い。
水浴びをするのは、どうやら体についた脂粉(つまりはフケ)や汚れや寄生虫などを落とすのが大きな理由みたいです。
他にも体温調整の役割もあるようで、暑い時期には水浴びの回数が増えて寒い時期には少なくなるとのことです。
そしてもう一つ、遊びとして水浴びをすることでストレス解消にもなっているそうです。
あまりおもちゃを使わない文鳥には大事なことですね。
セキセイインコなんかは水浴びをあまりしないみたいですが、元々乾燥地帯にいる種類の鳥は水浴びのかわりに砂浴びを行うようです。
文鳥に限らず鳥類はキレイ好きなんですね。
ただ水浴びにも注意点があるようで、特に水温には気を付けなければなりませんね。
文鳥は自身の羽の手入れのために尾脂線というところから分泌される脂分を使っているとのことです。
この脂分を使って毛繕いするおかげで、水や汚れを撥くことができます。
ぬるま湯で水浴びをしてしまうと、この脂分が必要以上に落ちてしまって体温調節などがうまく出来なくなってしまうようです。
なので、水浴びさせるときは常温の水を使わなければいけないんですね。
さてうちのきなこ君ですが、諸事情によりケージから数日間バードバスを外してたんですよね。
するとどうしても我慢できなくなったらしく、遂にバナナ型水入れでの水浴びを強行です。
もちろん全身入れる大きさは無いのでクチバシだけが入った状態なんですが、本人は全身で水浴びできてるつもりなのでしょう。
ちょっと面白かったので動画で撮っちゃいましたが、やっぱり可哀想でもありますね。
この後ちゃんと新しいバードバスを取り付けたので、そこで存分に水浴びしてもらいました。
ごめんねきなこ君。
文鳥の遊びって
文鳥って飼い主に甘えている時以外では何をしてる時に楽しいって感じるんでしょうか。
例えばインコだったら、おもちゃを与えると遊んでくれるという話はよく聞きますね。
文鳥に比べてクチバシや脚が器用に使えるので、ケージの中におもちゃを設置したら一人(一羽)の時でもそれで遊んで気を紛らわせたりするみたいです。
でも文鳥などのフィンチ類って、そもそもおもちゃで遊ぶことがほとんど無いんですよね。
だからインコと違ってケージの中におもちゃは入れないで、必要最低限のものだけ入れていればいいんだそうです。
ブランコなら乗って揺らしてることもあるみたいですが、うちのきなこ君はちょっと揺れる止まり木の一つくらいにしか見てなさそうだったので撤去しちゃいました。
その変わりにホヨヨボールという丸いのを入れたのですが、これも休憩所にしかなってないです。
まぁこれはおもちゃのつもりで入れたわけではないので問題ないですが。
ケージから出した時も、文鳥は積極的に色々なモノに興味を持つというような感じでもなく、特定の場所やモノのそばでピョコピョコしていることが多いです。
私の興味本位でちょっと見覚えのないものを近づけてみると、一瞬で逃げ出す中々のビビりっぷりを見せてくれるのですが、あまりそういうことをし過ぎると嫌われてしまうので自重してます。
そんな中できなこ君が初見から興味をもったのがつまようじです。
この色合いや形状に本能が刺激されるのか、時間を忘れてガジガジしています。
ちょっと一心不乱すぎて彼が楽しく感じているのかは微妙なところではありますが、きっと気分転換にはいいのでしょうね。
また動画を撮ってみましたので、よかったらvsつまようじの様子を見てください。
文鳥のダンス
ウチの文鳥がしばらく前からケージの中でジャンプしています。
「ピーヨピヨピヨピピピピピピピピピ」といった感じで鳴きながら規則正しくジャンプしていて何だかゴキゲンな感じです。
どういう意図の行動なのかと調べてみると、これが俗に言う文鳥の求愛ソングと求愛ダンスのようですね。
文鳥のオスがメスの気を引くために行う行動ですが、ペットとして飼われる文鳥はもっぱら相手の性別に関係なく飼い主をパートナーとする場合が多いようです。
女の子を迎えてあげられなくて本当にごめん、きなこ君。
じゃあ飼い主の私がパートナーとして認めてもらえたのかな?って思いたいんですけど、まだ気が早いかもしれません。
何故ならこの歌とダンスはちょっと離れてる時には見せてくれますが、私が近づくとすぐ止めちゃうんですよね。見せもんじゃないよと言わんばかりです。
ケージの外でも見せてくれません。ダンスをするのはあくまで一人(一羽)の時だけです。
どうやら本格的に求愛ダンスと求愛ソングが完成するのは一歳を迎えたころらしいので、今はまだまだ練習中のようですね。
現状は機嫌のいい合図くらいに考えていた方が良さそうです。
知らないうちに大人の階段を登り始めちゃってちょっと寂しさも感じますが、このまま順調に大人へとなってほしいものです。
求愛ダンスの動画を撮ってみましたが、あまり近づいたら見せてくれないのでズームを使ったらボケボケになっちゃいました。
その内きれいな求愛ダンスも撮れるように頑張ります。スマホじゃなくてちゃんとしたカメラが欲しい…。
文鳥 分類と生息地と歴史についてちょっとだけ
文鳥は スズメ目 カエデチョウ科 キンパラ属 に属しています。
皆さんおなじみのスズメは スズメ目 スズメ科 スズメ属 に属しており、同じスズメ目でも文鳥とは少し離れていることがわかります。
では文鳥と同じキンパラ属にはどういった鳥がいるかというと、こんな鳥が挙げられます。
この鳥はそのままずばり、キンパラといいます。
色合いこそかなり違いますが、姿かたちは文鳥にそっくりですね。
脱線しそうなので文鳥に話を戻します。
文鳥は英語では「Java Sparrow」。ジャワ島のスズメという意味ですね。
その名前の通りジャワ島(インドネシア)原産の鳥で、現地では昔はポピュラーな鳥だったらしいのですが、別名「Ricebird」と言われるように、米等の作物を食べてしまうため、害鳥として捕獲駆除されることもあり、現在は野生種は減少してきているようです。
絶滅なんでことにならないよう、現地の方々には是非とも保護に力を入れていただればと思います。
文鳥が日本に入ってきたのは江戸時代の初期らしく、その頃からペットとして愛されていたものと思われます。
特に、愛知県の弥富町というところでは精力的に繁殖が行われ、明治時代にはそれまでは並文鳥、桜文鳥しかいなかった中で白文鳥を生み出すことに成功し、日本で唯一の白文鳥の特産地となりました。
ですが現在では弥富の文鳥飼育農家はほとんど残っていないようで、とても寂しい限りです。
ペットとしては現在でも愛されている文鳥ですが、こういった飼育の文化も後世まで残っていってもらいたいものです。
その他に、1970年のオランダでシナモン文鳥、1980年ヨーロッパでシルバー文鳥、1990年のイギリスでクリーム文鳥がそれぞれ作出されました。
このあたりはについては、いつか改めて調べることができればと。
まだ全然中途半端な内容しかまとめられてないので、そのうち追記とかしたいと思います。
文鳥はコンパニオンバードです
ペットと言ってまず思い付くのはやっぱり犬と猫ですね。
どっちも可愛いですし私としても大好きですが、ここではあえてスルーします。
他にもハムスター、亀、金魚なんかは小さい頃に飼ったことのある人も多いんじゃないかと思います。
中でも私がおすすめしたいペットは、ずばり 鳥 です。
文鳥やインコは、愛情を注げば犬や猫に負けないくらい人になついてくれるのです。
「見た目の綺麗さ」「鳴き声の美しさ」といったもの以外に「ふれあい、コミュニケーション」を楽しむことができる鳥がコンパニオンバードと言われています。
自然環境下で集団で生活している鳥は、お互いにコミュニケーションをとって生活しています。
ペットとして飼ったときには、そのコミュニケーションの相手が飼い主になるというわけです。
コンパニオンバードとしては、一般的にフィンチ類とインコ類が有名ですね。
フィンチというのはざっくり言えばスズメの仲間で、我が家でも飼っている文鳥の他にキンカチョウやジュウシマツ等も手乗りで育てられていたりします。
可愛がって育てれば飼い主にべったりになりますし、インコに比べても小型で鳴き声も小さく初心者でも飼いやすいタイプの鳥ですね。
インコの中で多く飼われているのは、セキセイインコやオカメインコです。
他にもコザクラインコ、ボタンインコ、マメルリハ、サザナミインコ等は最近飼われることが増えているようです。
インコは種類が多く見た目や大きさ等は様々ですが、そのほとんどはフィンチ類と比べても鳴き声が大きく、また嘴で齧りたがるため、文鳥等に比べると若干飼いづらい部分があるかもしれません。
フィンチもインコもそれぞれ違った魅力がありますが、共通しているのは意思疎通ができるという点です。
飼い主が理解しようとすれば、鳥たちも飼い主を理解しようとしてくれます。
そうやって互いに理解しあえば、彼らはきっと大切な家族となってくるでしょう。
Photo Credit: warriorwoman531 Flickr via Compfight cc
シナモン文鳥 きなこの動画
うちのシナモン文鳥 きなこ の動画を撮ってみました。
と言っても実際に撮ったのは数日前なんですけどね。
Youtubeにアップしてみても全然見てもらえてません…。
なるべく自然体な姿を撮りたいと思ってたのですが、スマホのカメラに興味津々で気になって仕方ないといった様子。
シナモン文鳥 スマホが気になる様子
しばらくカメラを向けてるとどうやらきなこは飽きてしまったようです。
シナモン文鳥 スマホが気になる様子②
この動画でもやってるんですけど、ククククって鳴き声をよく聞かせてくれます。
一体どういう意味の鳴き声なんでしょうね?
怒っている風でもないし、喜んでる風でもないし。
きなこが乗っている丸いのはホヨヨボールと言うものだそうです。
ブランコとバードテントのハイブリットといった感じで私もきなこも気に入ってます。
リラックスしてる時や寝るときなんかはいつもこの中にいます。
それにしても最近のスマホのカメラは凄いですね。
ホヨヨボールの汚れまではっきりと写っちゃってます。
型崩れしちゃいそうだけど今度洗わなきゃ…。
シナモン文鳥 きなこ君
我が家で飼っている文鳥は シナモン文鳥 という品種です。
今年の3月生まれで現在0歳5か月、名前は きなこ と言います。
雛の頃は全身に満遍なく きな粉 をかけたような色合いだったのでそのまま名前にしてしまいました。
ネーミングセンスが無いので下手に凝らない方がいいと思ったのですが、我ながら安直ですね。
性別はオスっぽいです。
少し前からピポピポ囀ったり、止まり木でジャンプしたりしてます。
この行動はオスの特徴みたいですね。
外見でも見分けらるようですが、正直私にはさっぱりです。
雛から挿し餌で育てた子ですが、最近はちょっと反抗期気味です。
ケージから出したら寄ってくるのに、こっちから近づくと離れていっちゃいます。
気分が向いたら手や肩に乗りますが、指や爪をガジガジ本気噛み。
特に首元のほくろなんて狙われたら大変です。死ぬほど痛い。
挿し餌中はあんなにべったりだったのに…。
きなこ君の換羽前の写真です。(この頃はもう挿し餌は終わり際ですが)
そして今のきなこ君です。
すっかり文鳥らしい色合いですね。